会社概要

父に言われた一言で庭師に

子供のころから家業が庭屋ということで緑や石はいつも身近にあり、庭をつくる父やお弟子さんたちの姿を見てきた僕にとって、庭というものは当たり前の存在でした。

「将来は絵描きになりたい」と思っていた僕は、進路を決める頃、父に意を決して「絵の勉強がしたい」と伝えました。

すると、父から一言、
「庭も芸術。絵は真っ白の紙に描く芸術、庭も何もない土地につくる芸術。
庭をつくるのもキャンバスに絵描くみたいなもんや。
絵が好きならこんな面白い仕事、他にないぞ。」

いつも作業着がどろどろで汚れている父の言葉は、僕の中の庭師に対してのイメージを一新させ、一気に興味が湧き、それからは、庭について調べたり父の仕事を手伝うようになりました。

高校では建設の基礎の土木を勉強し、卒業後、京都の右京区にある植弘池内造園で庭師の基礎を学びました。
古来からの建築や庭が、2000以上残る京都の修行生活では技術や知識だけでなく感性も磨かれたと思います。

感性を育てます

緑は人間の想像力や感性を育て、心を豊かにします。
僕自身も3人の子供がいます。
子育て家族の庭づくりをさせてもらう時は、いつも子供が自然に触れ合えるように意識してデザインを考えています。

心を穏やかに

緑は心を穏やかにします。
ストレスや疲れを感じている時は庭の葉っぱや花を見て癒される…
そんな、ゆっくりとした時間を過ごせる庭づくりを心掛けています。

大好きなスタイルで

住む人のスタイルとなって大好きなものであって欲しい。
趣味とファッションが関連するように、庭も、そこに住む人のスタイルとなって大好きなものであって欲しいと考えています。
サーフィンが好きな人は「ヤシ」だったり、キャンプが好きな人は「芝」だったり、クライミングが好きな人は「岩」だったり、 それぞれのライフスタイルに寄り添う庭を作ります。

住む家族の生活や心を豊かにしてくれる庭づくり

庭の福茂のテーマ「ライフスタイルに寄り添う庭づくり」は、和風洋風といった概念にこだわらない、そこに住む家族の生活や心を豊かにしてくれる庭づくりです。

施工事例でも紹介させていただいたように、
「子供たちに自然を感じて育って欲しい」
「老後、庭を眺めてゆっくり過ごしたい」
「サーフィンが趣味でカリフォルニアやハワイを感じるような庭が欲しい」
といったその人の生活や思いに寄り添う庭づくり。

お施主様と話して「どんな庭をつくろう」と考えている時は、子供の頃「絵を描くのが楽しくて仕方なかった」あの時のような楽しさを感じています。
そして庭が完成してお施主様に「福茂で庭をつくってもらって良かった。嬉しい!」と喜んでいただいた時や、お手入れに伺って「こんなに木が立派になってきたよ」と言っていただいた時は本当に嬉しい気持ちでいっぱいになり、この仕事のやりがいを感じています。

僕にとってこんなに面白い仕事は
ありません。

そして、こんなにやりがいのある
仕事はありません。

会社情報

会社名株式会社 庭の福茂
代表名福田 拓平
所在地岐阜県中津川市付知町5811番地1
設立昭和45年1月
資本金500万
従業員数正社員2名 繁忙期応援作業員3人
業務内容及び事業の特徴造園事業
民間(70%):作庭、植栽、剪定維持管理、造成、石積み、外構、ゴルフ場工事
公共(30%):公園、街路樹、維持管理、小規模工事
資格【会社】
建設業の許可、県(恵那土木)指名業者、中津川市指名業者、恵那市指名業者
【個人】
一級造園技能士、二級造園施工管理技士、街路樹剪定士

沿革

  • 昭和45年1月

    初代創業
    付知町の町会議員を3期勤めた祖父が裏木曽造園という屋号で庭屋をはじめました。
    石や苔、木曽五木を使った庭が得意だった祖父の庭は今でも管理させていただいています。

  • 昭和53年4月

    二代目交代

  • 昭和55年4月

    建設業の許可証取得

  • 平成元年4月

    岐阜県(恵那土木)、中津川市、指名業者加入
    二代目も沢山の日本庭園を沢山つくらせていただきました。その他にも公共工事に携わり地元の公園や街路樹などの植栽工事などを行い、地元の造園屋が地域の緑を守っていかなくてはいけないという想いも強く管理業務を請け負っていました。僕の代になっても地元の公園や街路樹はに携わるのはもちろん。現在地元のイベントやボランティア活動にも関わらせて頂いていますが、二代目の意志を大切にこれからも付知や中津川という地域が活気に溢れるような活動に関わっていきたいと思っています。

  • 平成21年9月

    三代目交代(京都での修行を経て)
    歴史ある寺院や建物、歴史に触れる時間。庭師だけでなく宮大工や料理人など様々な業種を学ぶため日本中から人が集まる京都での出会いや経験は今に生きていると思います。

  • 平成21年9月

    「株式会社 庭の福茂」設立

  • 平成29年4月

    恵那市、指名業者加入

  • 令和元年8月

    岐阜県造園緑化協会恵那支部副支部長
    協会では地域貢献事業の他、若手育成のため資格取得や勉強会にも関わらせていただき。僕たちの伝統技術や知識が今後も世の中に残っていけるよう努力しています。

写真

京都で学んだ伝統的な庭の技術を生かしながらも、常に代わっていく現代の建築に合う庭づくりを日々心掛けています。修行後、後を継ぎこの仕事をする中で、庭がそこに住む人のライフスタイルに寄り添うものであることが「緑と人」にとって大切だと感じ。この題材を庭の福茂の庭づくりに取り入れました。

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